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『赤ちゃんのずりばいってなに?』
ハイハイは皆さんご存知の通り膝を立てて移動することを言います。
ずりばいとは膝を立てずうつ伏せのまま進むことをいいます。
その姿がずりずりと這っているように見えることから「ずりばい」と呼ばれます。
見たままの意味ですね!
『赤ちゃんのずりばいを始める時期』
首がすわるのが一般的に3ヶ月〜4ヶ月程
寝返りをするのが一般的に6ヶ月〜7ヶ月程です。ずりばいは寝返りが上手に出来るようになってきた7ヶ月〜8ヶ月頃が一般的です。
我が子もそうでしたが寝返りが出来るようになると同時にずりばいを始める赤ちゃんもいます。
首すわりについてはコチラ
寝返りについてはコチラ
赤ちゃんのずりばい練習
赤ちゃんがずりばいをするには「腕・上半身・腰の筋力」 が必要です。必要な筋力を成長させるようにしましょう。
<練習法1>
ママ・パパの普段赤ちゃんをお世話している人がずりばいのお手本を見せてあげましょう。
動きがわかりやすいように1つ1つの動作を大きく行うことがコツです。
<練習2>
赤ちゃんをうつ伏せにして届きそうで届かない位置に赤ちゃんが好きなおもちゃをおいてずりばいをするように促してあげましょう。
<練習の注意>
ずりばいの練習は長時間行うと赤ちゃんの体に負担になるので5分以内に行いましょう。
食後や眠たい時などは避けて赤ちゃんの機嫌がいい時に行うようにしましょう。
ずりばいをしない赤ちゃんもいる
近年ではずりばいをしないでいきなりハイハイをし始める赤ちゃんが少数いるようです。
ずりばいをしないからと言って成長がおかしい、力が弱いなどと言ったことはないので安心してください。
なぜずりばいをしない赤ちゃんが増えているのでしょうか?
うつ伏せが苦手
大人でもうつ伏せの方が楽な人と仰向けのが楽な人がいますよね。赤ちゃんも同じでずりばいをしない赤ちゃんはうつ伏せが苦手なのが原因の可能性があります。
床が滑る
床がツルツルした素材の物を使っていると赤ちゃんの力では前に進むことが出来ずにずりばいを諦めてしまっている可能性があります。
床の解決法は赤ちゃんが多く時間を過ごす場所にタイルカーペットやクッションマットを敷いてあげると摩擦が大きくなり赤ちゃんもずりばいをしやすいです。
居心地がいい
居心地がいいからずりばいしない!?そんなことあるの?と思う方もいるかもしれませんが近年はホットカーペットなどの便利な道具が増えてきた影響で居心地がよくずりばいをしない可能性があります。
周囲の刺激が少ない
周囲の刺激が少ない事で赤ちゃんがずりばいをしてまで移動する意味がない可能性があります。
解決法は音の出るものテレビ・音楽などを流して赤ちゃんへの刺激を増やしてあげてください。
しかし、テレビをずっとつけっぱなしにして育児をテレビに任せているとサイレントベビーや笑顔が少ない赤ちゃんになってしまう可能性がありますのでつけっぱなしには注意が必要です。
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どうしても心配な場合
赤ちゃんがずりばいをしない事がどうしても心配な方は定期的にある幼児検診や近くの小児科に相談しましょう。
心配しすぎてネガティブになるのはママ・パパにとっても赤ちゃんにとってもマイナスな事です。
『赤ちゃんがずりばいを始めたら安全対策を』
赤ちゃんがずりばいを始めると今まで狭かった行動範囲が一気に広くなります。
今まで行けなかった所にも行けるようになるので安全対策を確実に行いましょう。
誤飲に注意
今までは赤ちゃんの周りだけを注意してれば良かったですが行動範囲が広がるの家全体に赤ちゃんが誤飲する危険性のある物(電池、タバコ、ペン、ホコリ)を徹底的に赤ちゃんの手の届かない場所へ移動させましょう。
ベビーゲート設置
玄関や調理場などの危険な場所の入口にベビーゲートを設置しましょう。
窓も今までは開けっ放しでも大丈夫でしたが完全に見ていられる時以外は閉めるようにしましょう。
それでも心配な方は窓の前にベビーゲートを設置しましょう。
コンセントに注意
赤ちゃんが落ちていたペンや濡れた手などでコンセントを触ることで感電の恐れがあります。赤ちゃんの届く範囲についているコンセントにはコンセントガードをする事を強くオススメします。
コンセントガードは100円ショップでも買えるので付けておいて損はないです。
落下物に注意
下に置いてあったものを机の上などの高い場所に上げた場合落下の恐れがあるので注意が必要です。
赤ちゃんは音も立てずに「いつの間にそんな所に!」という事もよくある事なので落下する恐れがある物は押し入れなどの安全な所に置くようにしましょう。
『赤ちゃんずりばい|まとめ』
赤ちゃんがずりばいを始めるのは寝返りが上手に出来るようになった7ヶ月〜8ヶ月程が一般的
稀に我が子のように寝返りと同時にずりばいを始める子もいればずりばいをしないでいきなりハイハイを始める子もいます。
ずりばいには「腕・上半身・腰」の筋力が大切
ずりばいをおぼえると行動範囲が広がるので今まで注意していなかった事にも注意を向けなくてはいけなくなります。
子供の成長はゆっくりなようで猛ダッシュで進んでいます。見逃さないように赤ちゃんと向き合っていきましょうね!
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