赤ちゃんが寝ている時に白目をむいて寝ている。心配になりますよね。
そこで今回『赤ちゃんの白目』について解説していきます。
結論:基本的には問題ないがすぐに病院に連れていくべき白目もある。
目次
『赤ちゃん白目原因』
赤ちゃんが白目をむく原因はいくつかあります。その中でも問題ものすぐに病院に連れていった方がいい白目があります。
順番に解説していきますね!
赤ちゃん白目原因|筋肉が未熟
皆さんご存知の通り赤ちゃんは筋肉が未熟です。
それは、腕や足、首などだけではなくマブタや眼球の筋肉も同様に未熟です。
マブタや眼球の筋肉が未熟だとどうなると思いますか?
マブタや眼球の筋肉が未熟だと長時間マブタを閉めっぱなしにすることが難しくマブタが空いてしまいます。
寝る時には黒目は上に行くのが普通です。
マブタは半開き状態+黒目は上にいるこの状態が重なると白目になる事がわかりますよね。
この筋肉が未熟な事が原因で白目になる場合は全く問題ないので安心してください。
赤ちゃん白目原因|遺伝
考えてみると白目をむくのって赤ちゃんだけではないんですよ。大人でも白目をむいて寝ている人は多くいます。
ちなみに私も…
ママ、パパ、どちらかの親戚に白目をむいて寝ている人はいませんか?
もし、心当たりがある場合それは遺伝によって白目をむいて寝る傾向があるのかもしれません。
遺伝が原因で白目をむく場合は心配はないので安心してください。
赤ちゃん白目原因|視力が弱い
赤ちゃんの視力は生後間もなくは0.01〜0.02!3ヶ月頃に0.05程。
この様に段々と視力が良くなって3歳頃に1.0になると言われています。
視力が低く眼球の筋肉も未熟なので両目の焦点を合わせる機能もまだ未熟です。その為白目になってしまうのです。
特に授乳中や眠い時は余計に焦点が合わなくなり白目になってしまいます。
視力によって白目をむく場合も筋力、視力が上がってくると改善していきますので心配はないので安心してください。
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『危険な赤ちゃんの白目』
ここまでは筋力の未熟はなどの基本的には心配いらない赤ちゃんの白目について紹介してきました。
ここからは危険な赤ちゃんの白目の症状について紹介していきます。
これから紹介する内容の白目の場合直ちに病院を受診してください。
痙攣(けいれん)をともなう白目
赤ちゃんは色々なことで痙攣を起こしますがよく起こるのが「熱性痙攣」です。
赤ちゃんは筋力などだけではなく脳も未熟です。
熱の上がり際に起こる痙攣で赤ちゃんの脳が未熟+敏感なことで起こります。
白目をむき、体をガクガクと痙攣させたり硬くなったりするのが特徴です。
この時に受診する際に状況を説明する為にメモをしておくといいです。
- 嘔吐があったか見る
- 痙攣中の時間を測る
- 痙攣中の症状をチェック
- 痙攣が収まったら体温をチェック
熱性痙攣が起こっている時に反り返りがある場合は無理に体を押さえつけるのはやめましょう。
嘔吐がある場合は体を温めそれでも収まらない場合は体を横向きにしてあげましょう。
また、痙攣が5分以上続く場合はためらわずにすぐに救急車を手配してください。
熱性痙攣と似た症状で『てんかん』と言うのがありますがこちらは原因がわかっておらず体質が原因と言われていますが。
てんかんが起こった場合もすみやかに病院を受診してください。
『赤ちゃん白目の状態』
赤ちゃんには他にも白目に異変がある場合があります。次はその白目の異変について学んでいきましょう。
赤ちゃんの白目に黒い点がある
よく赤ちゃんの白目を見ると黒い点のようなものがある場合があります。目の病気かな?と心配になるかもしれませんが実はその点は「ほくろ」です。
知っている方は少ないと思いますが実は白目にもほくろができるんです。
この場合特に心配するのことはないので安心してください。
赤ちゃんの白目が黄色に見える
赤ちゃんの白目が黄色く見えるのは「母乳性黄疸」「生理的黄疸」のどちらかでしょう。
「母乳性黄疸」は主に完全母乳の赤ちゃんや母乳比率が多い赤ちゃんに見られます。
生後1ヶ月ほどで落ち着く場合が多いです。
なかなか落ち着かなくて心配な方は定期検診などで相談してみるといいですね。
「生理的黄疸」は赤ちゃんの約9割が起ると言われており、生後2〜10日程で落ち着くことがほとんどなので心配いりません。
『赤ちゃん白目|まとめ』
赤ちゃんの白目の原因は基本的には筋力の未熟から来るものが多いという事がわかっていただけたと思います。
「熱性痙攣」の場合は状況説明が出来るように症状をメモしておく事が重要ですよ!
子供が可愛くて心配なのは分かりますが過度に心配しすぎると子供にもそれが伝わり子供も不安になってしまいす。
ドッシリと構え落ち着いて行動して下さいね。